「今日は天気がいいからベランダで仕事したいな」
「気分転換にリビングのソファで作業したい…」
在宅ワーク中、ふとそう思うことはありませんか?
しかし、私の会社支給PCには、セキュリティ上の鉄の掟があります。
「Wi-Fi接続禁止。インターネットは必ずLANケーブルを挿して行うこと」
こんにちは!
ガジェット暮らしの実験室のキョーです。
この掟のせいで、私の作業場所はルーターから伸びるLANケーブルが届く範囲、つまり「仕事部屋のデスク」に固定されていました。
家の中にいるのに、まるで鎖に繋がれた犬のよう…。
しかし、ある一つのAndroid機能とガジェットの組み合わせが、この鎖を断ち切ってくれました。
それが「イーサネットテザリング」です。

この記事では、Wi-Fi禁止の社用PCでも家中のどこでも仕事ができるようになる裏技を紹介します。
Androidの「イーサネットテザリング」の仕組みと、導入にあたって絶対に気をつけるべきポイントを解説します。
そもそも「イーサネットテザリング」とは?
テザリングといえば、スマホの電波をWi-FiでPCに飛ばす「Wi-Fiテザリング」が一般的ですよね。
しかし、今回紹介するのはその有線版です。
AndroidスマホにLANアダプターを接続し、そこからLANケーブルでPCに繋ぎます。
そうすることで、スマホがキャッチしているインターネット回線(4G/5Gや自宅のWi-Fi)を、「有線LAN接続」としてPCに供給する機能です。
つまり、PC側から見れば「壁のポートからLANケーブルで繋がっている」のと同じ状態になります。
これなら、「Wi-Fi禁止」のPCでも問題なくネットに接続できるのです。
メリット:なぜこの方法が最強なのか
単に「場所を変えられる」以外にも、イーサネットテザリングにはWi-Fiテザリングにはない大きなメリットがあります。
- 究極の安定性:PCとスマホの間が有線なので、電波干渉を受けず、遅延(ラグ)が最小限に抑えられます。Web会議でも映像がカクつきません。
- 物理的安全性:PCとスマホの間は有線のため、この区間で通信を傍受されるリスクは物理的にゼロです。
- 社内規定をクリア:PCのWi-Fi機能をオンにする必要がないため、セキュリティポリシーに違反することなく無線環境(実質)を享受できます。
導入前の注意点:アダプター選びが命
「よし、じゃあ適当なUSB-CのLANアダプターを買えばいいんだな!」と思った方、ちょっと待ってください。
一つだけ致命的な落とし穴があります。
それは「バッテリー消費」です。
イーサネットテザリング中は、常に通信を行いながらLANアダプターを駆動させるため、スマホのバッテリーを消費し続けます。
もし作業の途中でスマホのバッテリーが切れてしまえば、当然テザリング機能も停止します。
大事なWeb会議の最中に突然ネットが遮断される…そんなリスクだけは絶対に避けなければなりません。
そのため、アダプターを選ぶ際は必ず「スマホを充電しながら使える(給電用ポートがついている)もの」を選んでください。
私が実際に使っている「正解」のアダプター
数あるアダプターの中から私が選び、愛用しているのが、BENFEIの「USB-C ギガビットイーサネットアダプター(PD充電対応)」です。

この製品を選んだ理由は3つあります。
- 最大100WのPD急速充電に対応:テザリング中でもスマホをしっかり充電できるため、長時間のWeb会議でもバッテリー切れでネットが落ちる心配がありません。
- コスパが優秀:必要な機能が揃っていながら価格が手頃で、導入しやすいのが魅力です。
- コンパクトで頑丈:アルミ製のボディは放熱性が高く、質感も良いのでガジェットとしての満足感があります。
セキュリティに関する重要な補足(VPNについて)
最後に、セキュリティ意識の高い皆さんのために、一つだけ専門的な補足をしておきます。
この方法では、「PC ↔ Androidスマホ」の間は有線で安全ですが、「Androidスマホ ↔ 自宅Wi-Fiルーター」の間は通常の無線通信です。
つまり、Wi-Fi側のセキュリティリスクは残ります。
もし、より強固なセキュリティ(VPNなど)を利用する場合は、必ず「PC側」でVPNをオンにしてください。
VPNは「どこで」オンにする?
❌ スマホでVPNをオンにした場合
(VPN始点)
PCの通信はテザリング時にVPNを「素通り」してしまい、スマホに届くまでは暗号化されません。
✅ PC側でVPNをオンにした場合(推奨)
(VPN始点)
(中継のみ)
PCから出た瞬間に暗号化されるため、ケーブル区間もWi-Fi区間もすべて安全なトンネルの中を通ります。
まとめ:場所の自由を手に入れよう
「LANケーブル必須」という縛りは、思った以上にストレスが溜まるものです。
しかし、Androidのイーサネットテザリングと適切なアダプターがあれば、その鎖は簡単に断ち切ることができます。
仕事部屋のデスクで集中するのもよし、リビングでコーヒーを飲みながらメールチェックするのもよし。
BENFEIのアダプターを一つカバンに入れておけば、家の中だけでなく、出張先のホテルなどでも「自分専用の有線LAN環境」を即座に構築できます。
会社のセキュリティルールを守りつつ、働く場所の自由を手に入れたい方は、ぜひ試してみてください。



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